amazonギフト券を買取してもらいたいけど違法じゃないかと不安になっていませんか?
早速答えを言ってしまうと、amazonギフト券を買取してもらっても違法にはなりません。また、買取しているサイトや店舗も違法ではないのです。
この記事を読むことで次のような悩みが解決します。
- amazonギフト券買取の利用者が違法なのか?
- 利用者は絶対に違法にはならないのか?
- 買取サイトに違法性はないのか?
早速解説していきましょう。
関連記事:信頼と実績で選んだ!amazonギフト券買取業者BEST10
Contents
1:amazonギフト券を買取してもらうのは違法ではない
amazonギフト券買取を利用して現金を受け取っても違法ではありません。
なぜなら「自分で購入したものを売ってはいけない」という法律がないからです。amazonギフト券を買取してもらうことが違法となれば、ゲーム買取や本の買取、フリマアプリを使っても違法になってしまいすよね。
ただし1つだけ問題があります。それはamazonギフト券を発行しているamazonが、ギフト券を買取してもらうことを禁じている点です。
amazonギフト券のご利用に関しては、いくつかの制限があります。(中略)
- amazonギフト券を現金やその他のプリペイドカード(金券、商品券などを含む)と交換すること。
このように利用規約にも明記されているため、amazonギフト券を買取してもらった場合、次のようなリスクが考えられます。
- 買取サイトとトラブルになってもamazonは解決してくれない
- 悪質だと判断された場合はamazonのアカウントが停止するかもしれない
- 購入したamazonギフト券がロックされるかもしれない
amazonギフト券を買取してもらうことは違法でないので、懲役や罰金が発生する心配はありません。しかしamazonの規約には違反していることは買取利用者が後悔しないために知っておくべきポイントでしょう。
関連記事:信頼と実績で選んだ!amazonギフト券買取業者BEST10
2:現金化目的でのamazonギフト券買取は違法になるかも
1章では「amazonギフト券を買取してもらっても違法ではない」とお伝えしました。
しかし、違法になる可能性を少しだけ含んでいる人がいます。
- 現金化目的でamazonギフト券を買取してもらう人
これは、クレジットカードでamazonギフト券を購入し、すぐに買取してもらうことで現金を調達したい人たちのことです。
上記にあてはまる人は可能性は低いですが「詐欺罪」になるかもしれません。
詳しく解説していきます。
2-1:適応されるのはカード会社への詐欺罪
「amazonギフト券を購入する時点で換金するつもりだった人」は、カード会社に対する詐欺罪が適応されるかもしれません。
詐欺罪に当てはまる可能性があるのは次の理由によります。
?カード会社は換金目的でのカード使用を禁じている
?カードで商品を買うのは、カード会社にお金を立て替えてもらっている状態
?建て替えてもらっている商品を無断で売り、現金という利益を得た
これを総合すると、「カード会社を騙して現金という利益を得た」という考えもできます。
詐欺罪とは、相手を騙して普通では得られない利益を得ることです。よって、現金化目的でamazonギフト券を購入し買取してもらった人は、詐欺罪に当てはまるかもしれません。
2-2:犯罪として立件される可能性は低い
不安になっているかもしれませんが安心してください。
この意見はあくまでも「ひとつの見解」であり、逮捕される可能性は極めて低いです。amazonギフト券の買取は2015年頃から行われていますが、これまでに利用者が逮捕された事例は1件もありません。
実際のところ、詐欺罪は「組織ぐるみの悪質なケース」でないと事件性がないと判断されてしまうことが多いです。たとえば、オレオレ詐欺やワンクリック詐欺がよくわかる例でしょう。
詐欺罪になる可能性について、下記のように意見している弁護士もいるため、違法性は低いというのが一般的な見解といえるはずです。
クレジット会社に対してはじめから立替金を支払う意思がないにもかかわらず、換金行為をしたというのであれば、詐欺ですが、全く支払っていないということでなければ、詐欺とまでは言えないと思います。
よってamazonギフト券の買取を利用しても違法にはならないというのが当サイトの見解です。ここまでは「買取利用者」についてお話ししました。次の章からは「Amazonギフト券の買取サイト」が違法なのかについて解説していきましょう。
関連記事:amazonギフト券買取サイトを自分で比較できる23のチェックリスト
3:古物商許可のない買取サイトに違法性はないのか?
amazonギフト券を買取し、転売しているサイトや店舗は違法にはならないのでしょうか?
答えを言ってしまうと、「違法性はない」というのが一般論です。
商品の買取に関する法律に「古物営業法」というものがあります。ゲームを買取している店舗も、何でも買取しているリサイクルショップも全て「古物営業法」に基づいて営業しているのです。
どのような決まりなのか簡単にいくつか紹介しましょう。
- 公安委員会に許可をとらずに営業すると違法
- 買取のときに本人確認しないと違法
しかし、amazonギフト券の買取には、そもそも古物営業法が適応されない可能性が高いのです。
それでは詳しく見ていきましょう。
3-1:amazonギフト券買取に古物商許可は必要
まずは古物商許可をを取らなければいけない場合について簡単に説明しましょう。
- 古物を買取して売る場合
- 古物を別のものと交換する
- 古物を修理して売る
例えば上記の様な場合には、公安委員会に申請して「古物商許可」を得なければいけません。
これを見ると「古物とは何ぞや」と思うでしょう。
古物とは、一度使用された物品や、新品でも使用のために取引された物品の総称です。
amazonギフト券も「使用のために取引(購入)された物品」に当てはまるため古物商許可は必要だと考えられます。つまるところ、古物商許可を得ていないamazonギフト券買取サイトは違法になるかもしれません。
3-2:Eメールタイプのamazonギフト券なら許可がなくてもOK
amazonギフト券の買取サイトは古物商許可がないと違法になるかもしれませんでした。
しかし、「Eメールタイプのamazonギフト券のみを買取している場合」は許可が無くても問題ないという意見もあります。
なぜならEメールタイプのamazonギフト券は実態がないからです。一般的にイメージされるamazonギフト券は下図のようなカードタイプだと思いますが、Eメールタイプは完全な電子情報なのです。
古物商営業法が取り締まる範囲に電子情報は含まれていないため、Eメールタイプを取り扱う際には古物商許可がなくても問題ないといわれています。
3-3:古物商許可があるサイトを使えば違法ではない
amazonギフト券の買取まわりの法律はきれいに整備されていません。古物商許可が必要だという意見と、不要だという意見が混在しているのはそのためです。
ただ当サイトでは、古物商許可を取得しているamazonギフト券買取サイトの利用を推進します。理由は3つあるので簡単に見てみましょう。
- 身元がハッキリしている
- 公安委員会に管理されている
- 許可がある方が安心できる
古物商許可を得るには住所や代表者名を警察に届け出る必要があります。「許可が必要ないかも」と思って届けを出していないサイトよりは、「許可が必要かもしれない」として取得しているサイトの方が安心して利用できるのは明白でしょう。
まとめ
amazonギフト券買取は、利用者も買取サイトも基本的には違法ではありませんでした。
特定の場合によっては、違法になることもありますが「amazonギフト券の買取」という行為自体が違法でないことは明白です。
amazonギフト券の買取を必要としている、入金サイクルの遅い建築関係の方や警備会社の方々にはとても需要のあるサービスです。
これから利用を考えている人も安心して利用して大丈夫でしょう。